豪雨によるサッシからの水漏れの対処法

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私は不動産管理会社に勤めていますが、豪雨の翌日には何本もの電話がかかってきます。その大半は「窓からの水漏れ」を何とかしてほしいとういう趣旨の電話です。先日の台風19号(2019年10月)は全国に大きな被害をもたらしました。翌日、不動産会社にはたくさんのトラブル報告の電話がかかってきました。多くはサッシからの水漏れ。暴風雨当日は、みなさん自身で応急処置を行ってくださいました。今回は、不動産会社や修理会社に電話する前に、自分でできることをご紹介します。

1.対処法について

賃貸住宅の場合、早めに管理会社に来てもらい、原因を調べ、対処してもらうことがベスト。しかし、豪雨の最中は業者も動きが取れません。先日の台風19号(2019年10月の)のような状態では、自分で何とかするしかなくないのです。

雨戸が付いていれば閉めましょう

雨戸が設置されている場合は、雨戸を閉めサッシを保護するのが一番。吹き込みはもちろんですが、風で飛んできた物が窓ガラスに当たって破損するのも防ぐことができます。雨戸がない窓でも、引き違い窓なら、網戸の位置を変えるだけで、吹き込みを少なくなることも。網戸の位置を室外側に近い方にあるサッシと反対側に動かします。すると、サッシが互い違いになって雨が吹き込みにくくなります。

レールにたまっている水を吸い取る

基本的なことなのですが、たまった水は吸い取りましょう。タオルやぞ雑巾などを使い、水をせき止めるイメージです。吸い取りすぎると、かえって雨水を取り込んでしまうことがあるのでご注意を。レールいっぱいにタオルを敷くのは止めましょう。

日ごろからサッシのレールは掃除する

サッシのレールには水はけ用の穴が開いているはずです。そこにゴミが詰まっていたら、水がレールから溢れて室内にまで及んでしまいます。日ごろから掃除をして、ゴミをためないようにしましょう。このことは、意外にできていない家庭が多いです。賃貸住宅で退去した部屋に入ってみると、その人が日ごろ、どこを掃除していたか、しないかが分かるのです。

防水テープを貼り付ける

窓枠やガラス窓のゴムパッキンから雨がもれているなら、防水テープを貼るのが効果的。水気をよく拭き取ってから貼るようにします。防水テープとひと口に言っても種類が様々なので、サッシを傷めないものを選ぶべきです。テープの隙間ができている部分より少し広めに貼るのがポイントです。

2.サッシから水が漏れる原因は?

次に、サッシからの水漏れの原因を考えましょう。

構造的にサッシに隙間があるから

サッシには、窓を動かすための戸車を収納する部分や、窓を動かすためのレールのための溝があります。そのため、どうしても隙間があります。隙間から雨水が入ってきた場合、ある程度は外側の窓枠から排水できるようになっていますが、一度に排水できる量を超えてしまう場合があります。すると水漏れとなり、室内側に浸水してしまいます。

窓枠や外壁が劣化している

サッシ周りの部材が劣化しているために、そこから雨水が入ってしまうことがあります。
・コーキングの劣化→サッシと外壁の隙間から水が浸入
・ゴムパッキンの劣化→サッシの枠とガラスの隙間から水が浸入
サッシは、コーキングという充填材で外壁と接着されていますが、これが劣化すると 隙間ができ、雨水が侵入してしまいます。じわじわと雨水が侵入するために、普段は水漏れが起こらず、大量に雨が降ったときのみ、症状が現れることが多いです。ゴムパッキンも、コーキングと同様に年が経つにつれ、劣化していきます。そこから雨水が吹き込んでくるケースがあります。

また外壁にひびが入っている場合も、雨水がサッシの枠に伝わり水が室内に入ってくる場合があります。

3.まとめ

台風やゲリラ豪雨の時の雨は、量や吹き付ける方向が通常の雨天とは異なるために、サッシから水漏れすることがあります。窓枠などから外壁の中に水が浸入すると家の躯体を痛めます。雨が止んだら早急に修繕することが大切です。その前に、自分で応急処置することは非常に大切。早めの手当ては、家の品質維持につながるので、豪雨の際は早急に対応しましょう。

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